平成二十七年 五月二十七日 黄金町普門院(横浜市南区)

5月27日。

憂国我道会は横浜市南区黄金町の普門院を慰霊した。

1945年5月29日。米軍の爆撃機が横浜の街を襲った。いわゆる横浜大空襲である。

黄金町付近は特に被害を受けたと言う。

黄金町駅から逃げてきた人の多くが普門院の石段で絶命したこと、住職がお寺の防空壕に避難しようとする人々を誘導する際に亡くなられたことなどが伝わっている。

空襲で亡くなった方の霊を慰めるため、生き延びた人々はこの地に地蔵を祀った。

地蔵は普門院の境内に移され、現在も毎年5月29日には供養が行われていると言う。

空襲から今年で70年。

あの空襲の悲劇を語り継ぐ人も減る中で、普門院の地蔵のような戦争の悲劇を物語る貴重な遺産をこれからも後世に生きる我々が保全していく必要を感じている。